信長の野望 天道 リプレイ



全国モード 1546年1月 信長元服 長尾家 前編




はじめに

プレイ設定は以下のとおり



天道が、どころか信長の野望シリーズ自体が初めてなので簡単設定に。寿命も討死もなしで初級です。
タイトルからしてやっぱ織田家やろうかと思いましたが、
ちょうどNHK大河「天地人」の放送時期に天道が発売されたことや、
初心者歓迎難易度だということで気になっていた越後の長尾家でやることにしました。

シナリオは1546年の「信長元服」で、これは天道では最も古い時代からのスタートになります。
この時代はまだ勢力間に大きな差がないため易しいかなと。
(とはいえPK版では更にこれより古い時代のシナリオが追加されているようですが)

このシナリオにおける主な特徴としては、
織田家では信長の父・信秀が、同様に松平家では家康の父・広忠が大名
三好長慶に裏切られる前の細川晴元が大名の細川家が存在する
天文の乱で晴宗の勢力と稙宗の勢力に分裂している伊達家
三国同盟成立前で、今川家と武田家の同盟に対して北条家が孤立している などなど

さて今回プレイする長尾家では、病弱なうえ戦よりも芸事を好んだといわれる長尾晴景が当主なのですが…

長尾晴景
統*52 武**3 知*63 政*70 足軽D 騎馬D 弓C 鉄砲D 兵器D 鼓舞

いくらなんでもこの武勇は悲しい。
ここに官位の左衛門大尉による効果で統+4政+4されます。統率は元が微妙なので増えてもあれですが政治は中々かと。



噂の伝承イベントっ!当然「はい」を選択。

もし虎 〜もし戦国武将の長尾景虎が女性で長尾虎だったら〜

ゲーム開始。





1546年

1月



初期の城は春日山城と新発田城の2つ。
それぞれ兵力7560と6260で計13820となるが、平均すると6910しかない。
”しか”というのも城1つあたりの全国平均兵力は8500だから。

周囲の勢力は、それぞれ城1つしかなく兵力も長尾家よりずっと少ない。

神保家
兵力7830 春日山城の西、山越えが必要なため暫くの間は心配ないはず

村上家
兵力9670 春日山城の南西、かなり近い

上杉家
兵力6840 春日山城の南、村上家よりだいぶ遠い ※この上杉は関東管領の上杉憲政が大名の(山内)上杉家

蘆名家
兵力9370 新発田城の南、それなりに近い

伊達家
兵力8830 新発田城の東、蘆名家とほぼ同じか若干遠い程度? ※晴宗のほうの伊達家

最上家
兵力6170 新発田城の北東、山越えが必要で尚且つ遠い、兵力も少ないし脅威ではない

しかし城単位で比較すると、近い勢力だけ見ても春日山城<村上家の葛尾城だし、
新発田城<蘆名家の黒川城、伊達家の米沢城であるため楽観できない。

同盟している勢力もないので、ここは下手に動かず宇佐美定満からの助言通り地盤を固めることに。
まずは無所属の町並を確保するため工作部隊を各地に向かわせる。
名声が281で頑張ればすぐ300に届きそうだが後回し、金銭と兵糧に関わる施設を優先しようと思う。
金と米を制する者が戦をも制すってどっかで聞いた気がする。

また長尾虎は現時点では登場していない。数年後に起きるイベント待ち。
ちなみに伝承イベントなしの通常設定なら長尾景虎は最初から居るようだ。


2月

町並の制圧が順調に進む。
さらに周辺勢力の募兵力を低下させるため、越後を飛び出して全力で武家町を確保しにいった。
この領土争い(と言っても幸い工作部隊を蹴散らしただけだが)の末に北信濃の武家町と、南羽前の武家町を制圧することになる。



天道の良いところはこの”町並=その国に城を持っている勢力のものとは限らない”点だと思う。
制圧には道を敷き城と結ぶ必要があり、さらに複数の勢力の城と繋がっていれば、それらの間で揺れ動くというシステムは魅力的。


4月

宇佐美定満からの助言があったので(山内)上杉家の長尾憲景へ引抜を試み成功。
家臣がふえたよ!やったねt(ry

北信濃の武家町と南羽前の武家町を制圧できた結果、葛尾城は武家町1で米沢城に至っては武家町0となった。伊達ざまあ。
ここまで序盤としてはまずまずの立ち上がりになったはず。

そろそろ技術にも目を向けていく。
初期技術は牧場のみの長尾家。
騎馬系統の技術7つで独自技術「軍神」を獲得できるのだが、最初は内政系統の鉱脈調査を研究する予定。
これも宇佐美定満からの助言による判断。
もし上手く行かなくなったら全部こいつのせいにすればいいだろう、なーんてね。


9月

南羽前では武家町どころか村落まで手に入ったのだがそれでも伊達家は奪いに来る様子なし、村上家も全く動きがないまま。
ちょっと拍子抜けというか物足りないというか…
これで町並の支配は確立?しかし念のため櫓を設置しておく。

◆歴史イベント 河越城の合戦 発生!



上杉憲政が行方不明、長野業正が大名になり(山内)上杉家→長野家に。
さらに上杉朝定が死亡、太田資正が大名になり(扇谷)上杉家→太田家に。
またこのイベントのためか、隣接している長野家の箕輪城の兵力が僅か5000ほどになった。
好機と思ったが、箕輪城を落としたら落としたで武田家と隣接してしまうためスルーする。
武田とやり合ったら激しい消耗戦になるのは明らかだろう…

秋の収穫もあり資金に余裕が出てきた。

◆[技術]鉱脈調査を研究開始


11月

◆[技術]鉱脈調査を獲得

鉱山の探索を開始した。

長野業正が引抜を試みてくるため保険に忍の里を建てておく。
義理の低い北条高広が狙われているのだが、こいつは史実でも謀反しているので信用ならない。



顔グラの絶妙な表情を見ているだけでも不安になってくる…





1547年

3月

何故か宇佐美定満が無口になったのでどうしたら良いのか分からない。
とりあえず軍神を目指して研究は騎馬系統を優先する。

◆[技術]蹄鉄を研究開始

周囲は目立った動きがないまま兵力が増していく。
募兵施設も順調に建ってきているし、これはこちらから仕掛けるべきか。
目標は蘆名家の黒川城が妥当だろうか、おい宇佐美定満なにか言え!

まあ黒川城を攻めるとなれば必然的に新発田城に兵力が集中するため、春日山城が手薄になる。
その間に村上家か長野家が動く可能性は高く、彼らが兵を動かすことで出来る隙を武田家が…などと考えると後々が恐ろしい。

そこで村上家と同盟することに。



色部勝長が人質になってしまったが無事成立した。
この一枚絵を見ていると何だかとても悪いことをしてしまった気持ちになるが間違った判断じゃないよな?
相変わらず宇佐美定満は無口である。
どうやら限られた特定の場面でしか助言は起きないらしい、そんなものか。

しかし村上家はゲーム開始直後に工作隊を撃破された上に国内の武家町を奪われたことは気に留めていないのだろうか、だが好都合。
これで長野家が動こうものなら村上家をぶつければ済む、と思いたい。

この頃までに春日山城、新発田城ともに全ての鉱山を発見した。
今後は金銭に余裕が出て来るはず。


8月

◆[技術]蹄鉄を獲得

蹄鉄は先駆け獲得だった。このボーナス上昇と、さらに寺などの効果もあり名声300突破した。



北条家の小田原城が今川家の猛攻を受けている。
さらに今川と同盟関係にある武田家も小田原城へ向けて10000程で出兵しており、北条は滅亡もありえそうだ。

天道の北条ってそんなに弱いのかと思ったが、考えてみたらこんな展開になるのは目に見えていた。
なぜなら今川は武田以外に松平家とも同盟していて、攻める相手が北条しかいないのだ。
そして武田が今川に北条攻めを要請されたと。


9月

◆歴史イベント 天文の乱・終結 発生!



伊達晴宗が伊達稙宗の勢力を吸収してしまった。
さらに蘆名家と伊達家が同盟関係になり、現時点での兵力は蘆名家13000と伊達家23000で合計36000にもなる。
長尾家は20000しかないので連合攻撃されると非常にまずいような…

完全に蘆名を攻めるタイミングを逃してしまった、ここは長尾虎の登場を待つことに。焦っても仕方ない。


12月

◆[滅亡]河野家 細川家に滅ぼされる

細川家は本城4つとなり現時点でトップに立った。





1548年

1月

◆歴史イベント 景虎の長尾家相続 発生!



晴景に不満を抱いていた勢力が反乱を起こし、虎がこれを鎮めた。



この結果、長尾虎が長尾景虎に改名し姫武将?となり更に家督を譲り受け大名に。長尾晴景は隠居、お疲れ様。

ようやく来た来た、これで勝つる!
景虎の能力は男性時とは大きく異なる。

長尾景虎(男)
統120 武105 知*66 政*62 足軽B 騎馬S 弓C 鉄砲D 兵器A 車懸之備

長尾景虎(女)
統120 武*84 知*72 政*80 足軽B 騎馬S 弓C 鉄砲D 兵器A 車懸之備

嬉しいことに弱点だった知政が向上してバランス型に。武勇が減ってる?問題ないね。
もう何も怖くないので蘆名家の黒川城に向けて進軍。


5月

黒川城へ向かう途中で蘆名家の軍勢と野戦が起き、兵力は互いに10000ほどだったのだが…



景虎が車懸之備を使った途端に、蘆名軍は次々と溶け出し壊滅してしまった。
黒川城に残された兵力は少なかったので包囲し余裕で制圧した。

◆[滅亡]蘆名家 長尾家に滅ぼされる

景虎が強すぎたのか相手が弱小なだけか、ちょっと分からない。

◆[滅亡]太田家 武田家に滅ぼされる

武田家が太田家を攻めていた?気になって見に行ったら北条家は持ちこたえていた。やるじゃん北条。

蘆名家が滅んだ後に、蘆名と同盟していた伊達家の援軍が到着した。遅すぎるだろ。
まさかあえて蘆名を見殺しにし、疲弊した長尾軍を攻める作戦とか?甘いな。
このまま野戦で壊滅させて、態勢を整えてから米沢城に進軍予定。

◆[技術]朱塗具足と馬上槍を研究開始

技術開発も怠らない。





1549年

2月



援軍の撃退後、特に問題もなく伊達家の米沢城を制圧した。
今回は包囲せず騎馬隊の突撃で城の耐久をガリガリ削る強硬作戦。
これで長尾家も本城4つとなり細川家と並んだ。
伊達は残り西山城のみとなった。

◆[滅亡]阿蘇家 大友家に滅ぼされる

◆[技術]朱塗具足と馬上槍を獲得

欲しかった資源の鉄も手に入ったところで、さらに研究を加速する。

◆[技術]馬上組打を研究開始


11月

◆歴史イベント 江口の戦い(細川晴元の失脚) 発生!



細川家が三好長慶に乗っ取られ三好家に。





1550年

2月

◆[滅亡]宇都宮家 佐竹家に滅ぼされる

◆歴史イベント キリスト教の伝来 発生!

この瞬間から今後は全国で教会が建てられるように、ちょ全国に布教するの早すぎる。

◆[技術]馬上組打を獲得

運良く相馬家が伊達家に攻め込み、両者疲弊していたので乱入、西山城を制圧した。
本城5つめ、三好家を抜き現時点で全国トップの勢力となった。

◆[滅亡]伊達家 長尾家に滅ぼされる

伊達は滅んだが、伊達と同盟していた大崎家の援軍がやってきた。



しかし計5000ほどの軍勢だったので軽く迎撃。


7月

金上盛備を人質に最上家と同盟成立。
西山城を起点に、南の相馬家を注視しつつ北の大崎家へ向かう。


10月

大崎家の名生城を制圧。

◆[滅亡]大崎家 長尾家に滅ぼされる

◆[技術]草鞋と挽割製材と旗指物を研究開始

手の空いた武将が増えたため一気に研究。
しかしまるで苦戦しない好調すぎる、まあ大勢力とぶつからずに進めているので当然か。





1551年

3月

◆[技術]草鞋を獲得

金はかかったが村上家との同盟延長に成功。
滅ぼした大名家の武将登用などで、ここまでで武将35人に。
さらに名声400突破など長尾家の勢いは止まらない。

名生城を制圧したことで新たに隣接した斯波家は放置、先に相馬家を滅ぼすことにした。


7月

◆[技術]挽割製材を獲得

◆歴史イベント 正徳寺の会見 発生!



斎藤道三の娘・帰蝶が織田信長の妻になり、両家が同盟。
ちなみに斎藤も織田も現状では本城1つしかない弱小である。弱小同盟と呼ぼうか。


12月

◆[技術]旗指物を獲得

◆[滅亡]安東家 南部家に滅ぼされる

予定通り相馬家の小高城を制圧。

◆[滅亡]相馬家 長尾家に滅ぼされる

◆[技術]馬面を研究開始





1552年

8月

◆[技術]馬面を獲得

これで騎馬系統の技術7種類の条件を満たしたため、独自技術・軍神のフラグが立ったはず。

◆歴史イベント 大寧寺の変 発生!

陶隆房が陶晴賢に改名。
大内義隆が死亡し、大内家の当主が大内義長に。

小高城の位置が悪く町並の防衛が面倒なので、前線に支城・小峰城を築城した。



これで佐竹家の太田城と宇都宮城をまとめて牽制できる。
そして今後は、いつの間にか東北で本城3支城3と勢力を拡大しつつある南部家への対処。
まず斯波家を滅ぼしそのまま北上、南部の城を落としながら更に北上、蝦夷の蠣崎家も取り込む。
その後は日本海側を南下して、残っている南部の城を奪う。
それから攻める相手がいなくなり同盟延長してくれなくなるであろう最上家を滅ぼす。

この通りに進んだところでようやく全国の2割程度なのだが…