【戦国史】サンプルシナリオを遊びつくしてみた【リプレイ集】 FE版/欧州戦乱記 〜帝王十字軍〜 ver3.01 ヴェネツィア共和国 難易度:- 初期状態(1189年3月) ■市民:7万人 ■都市数:5 ■外交:神聖ローマ帝国、ロンバルディア同盟、教皇領などと不戦 宿敵はジェノヴァ共和国、イスラム系諸国 ■内政:兵器生産可、商船団あり ![]() 【状況】 教皇領によりウディーネへの道が閉ざされている。隣接するケルンテン公国とは不戦推奨。 将軍は8人。武6、政7、智9と優秀なエンリコ=ダンドロが要。 初期状態で77という高齢だが史実で90をこえる長生きなので、まだ暫くは逝かないはず。 【方針】 隣接している敵対関係にある国家は、どれもヴェネツィア以下の規模です。 向こうから不戦してきてくれるでしょう。不戦してこなかったとこを叩きます。 【雑談】 1189年。日本ではちょうど奥州合戦が起こってた年ですね。 今回プレイするのは、その当時の欧州と環地中海世界を舞台としたシナリオです。 せっかくのヴェネツィアなのに海戦なしのFEです。ごめんなさい…。 1189年5月 ![]() 【状況】 エステ家、ダルマティア自治都市、ケルンテン公国と不戦。 クライン辺境伯と交戦中。 【方針】 トリエステ攻略。 1189年11月 ![]() 【状況】 8.5万人。 トリエステ、フィウメ攻略。 【方針】 クライン辺境伯を滅ぼします。 また、ダルマティア自治都市と不戦破棄してザラを横取りします。 1190年9月 ![]() 【状況】 13万人。 クライン辺境伯滅亡。ザラ横取り成功。 【方針】 アグラム攻略に集中したいので、ダルマティア自治都市とは不戦。 1191年9月 ![]() 【状況】 15万人。 アグラム、マールブルク攻略。 【方針】 対アンドラーシュ王家。 1192年6月 ![]() 【状況】 17万人。 バラトン湖畔を攻撃中。 【方針】 引き続き対アンドラーシュ王家でお送り致します。 1193年10月 ![]() 【状況】 8位。27万人。 ハンガリーにはめられた。 【方針】 まあ現在隣接している教皇領は2箇所のみなので、大して痛くないです。 ハンガリーと交戦しつつ教皇領を奪ってきます。 教皇と同盟してると資金がもっていかれて厄介ですし、ある意味ハンガリーよくやった。 1195年8月 ![]() 【状況】 6位。34万人。 アンドラーシュ王家を従属。 【方針】 このまま大勢力を避ける形で領土拡大します。 1197年1月 ![]() 【状況】 4位。47万人。 弱小国家を次々と従属させて従属国家数が7に。しかし臣従まではもっていけない。 【方針】 弱小従属国家は良い壁でもありますが、臣従してくれないと時として邪魔です。 今後、一度従属させた国家でも臣従しない場合、状況次第では関係破棄して攻めることもありえそうです。 1199年11月 ![]() 【状況】 5位。60万人。 従属国家数は13まで増加。でも相変わらず臣従してくれない、都市数1の国家でさえも…。 【方針】 気付けば2位から4位までが宿敵のイスラム勢力となってました。 イングランド王国は位置的にイスラム勢力との潰し合いは期待できないですね。 北からゴール朝を攻めていくのが妥当な戦法なのかな? 1202年4月 ![]() 【状況】 2位。85万人。 ペレヤスラヴリ公国を臣従。 多少の戦力を待機させカラ=キタイと講和を結び、主力は本拠地ヴェネツィアに帰還。 兵器生産力向上のため、ロンバルディアの諸国と交戦中。 【方針】 カラ=キタイがゴール朝とぶつかっていい感じだったので、先に兵器生産力向上の道を選択しました。 ノブゴロド公国やスウェーデン王国と戦う道もありましたが、大雪率高すぎかつ広範囲すぎで断念しました。 ちょっと画像は極端な例ですが、ルーシ以北は冬の数ヶ月間ほとんど大雪です…。 1204年10月 ![]() 【状況】 1位。119万人。 ギリシアでアイユーブ朝(2位。115万人。宿敵)と交戦中。 【方針】 兵器生産可能国ロンバルディアで領土を拡大したものの、生産力はあまり上昇しませんでした。 現在の兵器数はアイユーブが約4000でヴェネツィアは約1800…厳しい戦いになりそうです。 1207年12月 ![]() 【状況】 1位。170万人。 アイユーブ朝の領土を分断。20万人都市コンスタンティノープルの攻略により、一気に市民数に差がついた。 【方針】 中央アジア以東の勢力は不可視…。 草原の覇者、タタールが未だ見えぬ所で勢力を拡大していて非常に怖いです。 兵数、特に騎兵数が異常なので野戦で勝てる気がしません。 1211年12月 ![]() 【状況】 1位。245万人。 50万人都市カイロの攻略でなんとか1位を維持しているが、もうタタールが圧倒的。 【断念】 この後、市民数は300万人を超えたところまでいきました。 しかしいくら削ってもタタールの兵の増え方が異常なんです。特に騎兵が。 タタールだけ徴兵数が市民数に合っていない気がします。資金なんてマイナスなのに… 将軍によっては騎兵の数が歩兵の数を上回っているような状態ですよ。絶対おかしい。 ![]() これは1215年2月時点のもので、騎兵数でソートしたものですが、タタールがいかに異常かよく分かると思います。 歩兵数ですら追いつけてません。ちなみにこの時のタタールの資金は約-900万です。どうやって徴兵しているんだ。 そんなわけで戦況は徐々に悪化していき、イングランドからも攻められたのでもう諦め。 作者さんはきっと「タタール最強www他の勢力での統一なんて認めねーよwwwっうぇwww」とかいう感じなのだろう。 じゃなきゃこんなバランスブレイカーを投下する意味が分かりません。史実通り?ああそうでしたか、それは失礼しました。 途中までとても楽しかっただけに、非常に残念でなりません。 難易度が高い方が燃えるって方は気に入るのかもしれませんが、個人的には、きつすぎてアウト。 まあ理不尽な力に侵略される恐怖を体感できた点は、衝撃的で良かったです。 OPに「自らの勢力を脅かすものは、彼方にある異教徒の国だけではなく、危険な隣人達であることもある」とかありましたが、思いっきり騙されましたよ。 遥か彼方の大草原から無尽蔵に湧き出る兵力… いや、まさかこの後、さらに新たなイベントで何か起こるとか、ないよね? 気になりますが、シナリオ規模の大きさやタタールの恐怖を考えると、再びプレイする気力は沸きませんですー。 ちょっとエディタで調べたら、プレイ中には表示されない隠しイベントを組み込んで兵数をこっそり増加させている模様。 この手のチートでCOMを強化し難易度を上げるというのは常套手段ですし、それについて批判しようだなんて思わない。 ただ単に、萎えました。 おわり |