Freeciv リプレイ



普通AIと大陸で遊んでみる ver2.2.4 ルールセット:default




はじめに

プレイする民族はアメリカ。本家がアメリカのゲームなので、といった単純な理由からです。
そもそもこのFreecivは、選択できる民族の数こそ多いものの、どれを選んでもゲーム的な利点や欠点はありません。
同様に、民族よりさらに多くの選択肢がある指導者も、誰を選んでもかわりません。ちなみに指導者名は好きに書き換えられます。

以下は主な設定

地形は最小規模の全員大陸(size=1,generator=2,startpos=3)です。
初期ユニットは開拓者、労働者、探検家がそれぞれ2人ずついます。
民族の数は8で、アメリカ以外は難易度普通のAIが担当します(イギリス、ロシア、アラブ、ドイツ、インド、スペイン、ポルトガル)
生産コストや研究コストはデフォルト、小屋とバーバリアンは無しです。





専制政治時代

4000 BC / T0



開始位置は沿岸部。
第一都市(首都)は丘+ワインで確定、第二都市に悩む…


3900 BC / T2

首都New Yorkを建設し、開拓者を生産開始。



New Yorkの東に鯨の名所!?を発見。
一方、西ではロシアと接触した。

ロシア「互いのことがもっと分かり合えるようになるまで,しばし停戦の期間を持とうではないか?」

停戦には当然合意する。序盤から争っていたのではその分だけ他の民族に遅れを取ってしまう。

最初の研究はアルファベットにした。
アルファベットを手に入れても、作れるユニットや建物や不思議は何もない。
しかし次に研究できる科学技術が多い、つまり選択肢が豊富、さらに言い換えると対応力が高い。
また、革命や殖民への最短ルートでもある。このため初手としては最も無難な選択と言えるだろう。


3750 BC / T5

平野+小麦に都市Los Angelesを建設、ここでも開拓者を生産する。ちょっとMoskvaが邪魔だな。



そしてアラブ、ポルトガルと接触。いずれも停戦。



こちらはNew Yorkからずっと東の様子。アメリカは東西に細長い国になりそうだ。


3400 BC / T12

新たにインド、スペイン、イギリスと接触。全て停戦。
これで未接触はドイツのみとなった。

アルファベットを獲得、共和政への最短かつ近隣諸国から科学技術を盗むことも考え次は筆記を研究する。


2750 BC / T25

結局ドイツとも接触し停戦、未接触の国はなくなった。
そしてなぜかインドとの関係が悪化してしまった…

筆記を獲得、次は兵法を研究する。
攻められた時のことを考えての保険。


2200 BC / T36

今度はロシアとの関係が悪化。

科学技術は兵法、法律ときて現在は読み書きを研究中。
強力な不思議であるアレクサンドリア図書館を狙いたい、読み書きを手に入れたらそのまま共和政へと向かう。

アラブから同盟を提案され、受け入れた。
さらに科学技術交換。兵法と引き換えに、建築を入手。
ついでに大使館と視界を得た。不平等条約であるが、受け入れてくれた。



僅差だがアメリカがスコア1位、そしてまだ東の空き地という伸びしろがある。
しかしどう見てもスペインが広い。
南に別の大陸が存在する可能性もあるので、早めに地図がほしいところ。


1750 BC / T45

ポルトガルとドイツからも同盟に誘われ、いずれも合意。大使館と視界の不平等条約はお約束。
しかしイギリスとの関係が悪化。これで敵対国はロシア、インド、イギリスの3国となった。
この3国、それぞれアメリカと国境が接しているという好ましくない状況だ。

科学技術は読み書きを獲得、共和政を研究中。
またアラブとの交換で地図も手に入った。

首都New Yorkではアレクサンドリア図書館を建て始めた。





共和政時代

1000 BC / T60

共和政の獲得により革命を経て政治体制が専制政治から共和政となった。
続いて科学技術は交易を目指す。

スペインとの関係が悪化。これで全ての国が敵か味方かハッキリした。

同盟国:アラブ、ポルトガル、ドイツ
敵対国:ロシア、インド、イギリス、スペイン


450 BC / T82

アレクサンドリア図書館の建設も完了し、科学技術では他国とかなりの差が出てきた。

敵対国からの攻撃が激しく、防衛ユニットに生産力を費やさなければならないのが少々つらい。
維持コスト免除ボーナスがない共和政では、ただでさえ生産が不足するというのに…


150 BC / T94

哲学ブーストで火薬を獲得。防衛面の心配がかなり減った。



新大陸への殖民が順調に進んだことから、スコア差もかなり大きくなってきた。


460 AD / T123

都市が増えすぎて不幸な市民が増加した。彼らを鎮めるためにミケランジェロの教会を建ててみる。

相変わらず生産力に難ありなので、産業化を取り工場を建て生産力を高めていく。





民主主義時代

960 AD / T148

より研究を加速させるため、革命を行い共和政から民主主義に移行した。



首都New York周辺の様子。祝典の効果で人口爆発させたため、周辺諸国の都市よりずっとサイズが大きい。
次なる研究目標は、更に生産力を強化するために小型化。


1515 AD / T203

研究スピードが2000単位を突破した。



桁違いのアメリカ。
このまま宇宙に行くのも悪くないかと思ったが、やっぱり敵対国は滅ぼすことに。


1605 AD / T227

まずはロシアを滅ぼした。



次の標的はインドだ。





共産主義時代

1618 AD / T240

インド、イギリス、スペインと立て続けに滅ぼし、残るは同盟国だけとなっていた。
ここまで来たら、もう後には引けない。世界征服するのみだ。
しかし民主主義のままでは宣戦布告ができない(上院に反対されてしまう)ため、革命を起こし共産主義へと移行。

同盟破棄、陸海空一斉攻撃、大勝利。
スコア2位のドイツですら、今頃になってようやく火薬を手に入れたような状態でありまるで話にならない。


1659 AD / T281

最後に残った都市はアラブのAl-Qahiraだった。これを破壊し、アメリカの勝利でゲーム終了。



スパイの毒混入を使い都市サイズを1にしてから制圧することで、完全にその都市を破壊することができます。
そんなわけで、世界は廃墟だらけになりました。
公害だらけとか、死の灰(核兵器による汚染)だらけにするよりは、ずっと綺麗な倒し方だと思うのですがどうでしょう。
少なくとも星には優しいです。

おわり